こんにちはミキです。
昨日のVYMに続き、2025年9月分のSPYD配当金が発表されましたね。
VYMの配当金はこちら
SPYDについては今回0.4888$でした。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US
それでは、今回の配当金は多いのか、少ないのか、これまでのSPYD配当金推移と共に見ていきます。
まずは一覧になります。単位はUSドルです。
| 3月 | 6月 | 9月 | 12月 | 合計 | |
| 2016年 | 0.28 | 0.33 | 0.33 | 0.58 | 1.52 |
| 2017年 | 0.32 | 0.34 | 0.36 | 0.4 | 1.42 |
| 2018年 | 0.35 | 0.38 | 0.45 | 0.44 | 1.62 |
| 2019年 | 0.34 | 0.46 | 0.45 | 0.5 | 1.75 |
| 2020年 | 0.4 | 0.37 | 0.26 | 0.61 | 1.64 |
| 2021年 | 0.64 | 0.4 | 0.39 | 0.13 | 1.56 |
| 2022年 | 0.65 | 0.4 | 0.42 | 0.51 | 1.98 |
| 2023年 | 0.39 | 0.46 | 0.44 | 0.53 | 1.82 |
| 2024年 | 0.37 | 0.48 | 0.46 | 0.55 | 1.86 |
| 2025年 | 0.42 | 0.5 | 0.49 | – | 1.41 |
これでは分かりにくので、続いて9月に絞った形でグラフで可視化してみます。

9月単月で見ると、昨年よりも増配していることが分かります。また過去最高額となっています。
しかし配当は1年間を通して見るものです。
従って、1年ごとの推移をグラフで見てみます。

どうでしょうか、素直な右肩上がりとは言えませんね。
ガタガタとしながらも、なんとなく傾向としては増えているようにも見えますが・・・
ちなみに2024年配当を上回るには、12月に0.45USドル以上の配当が必要です。
近年の傾向で見ると、12月配当は3年連続で0.5USドル以上出ていますので、期待はできそうですね。
最も配当金が多かった2022年を超えるためには、12月配当で0.57USドル以上の配当が必要です。こちらはなかなかハードルが高いかと感じます。
比較のため、VYM配当金推移のグラフも載せておきます。

こう見比べるとVYMの安定性が際立っているのが分かりますね。
では、SPYDは全てVYMに劣っているのか?と言うと、そうではありません。
利回りに関しては、SPYDが優れています。
例えば、2025年09月20日時点では、価格は44.28ドルになります。
次の2パターンで利回りを計算します。
①・・・今回の配当金×4で、1年分の配当金と仮定する方法
②・・・直近4回分の配当金合計を、1年分の配当金と仮定する方法
①については、0.49 × 4 = 1.96USドル。
価格が44.28ドルですので、(1.96 / 44.28) * 100 = 4.43%です。
②については、2024年12月〜2025年09月の合計ですので、
0.55 + 0.42 + 0.50 + 0.49 = 1.96USドル。
つまり①と同じく、利回りは4.43%です。
過去平均に近い利回りであり、割高、割安感はありません。
調整局面でさらに価格が下がるようであればアプローチしてもいいかもしれません。
SPYDはなんと言っても、この利回りの高さが魅力です。私の保有資産に占める割合が高い銘柄です。
但し、投資銘柄が80銘柄と少ないこと、下落時の騰落率が他の高配当ETFよりも高いこと、分配金の安定性などから癖が強いETFだと感じています。
従って、SPYDは特に下落時に仕込むことが重要です。
VYM、SPYDと配当が発表されましたので、後は振り込みを待つばかりです。
9月配当はどうなるか・・・
ではまた次の投稿で。
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