SPYD 2025年09月の配当金が発表されました

配当金速報

こんにちはミキです。
昨日のVYMに続き、2025年9月分のSPYD配当金が発表されましたね。
VYMの配当金はこちら

SPYDについては今回0.4888$でした。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US

それでは、今回の配当金は多いのか、少ないのか、これまでのSPYD配当金推移と共に見ていきます。
まずは一覧になります。単位はUSドルです。

3月6月9月12月合計
2016年0.280.330.330.581.52
2017年0.320.340.360.41.42
2018年0.350.380.450.441.62
2019年0.340.460.450.51.75
2020年0.40.370.260.611.64
2021年0.640.40.390.131.56
2022年0.650.40.420.511.98
2023年0.390.460.440.531.82
2024年0.370.480.460.551.86
2025年0.420.50.491.41

これでは分かりにくので、続いて9月に絞った形でグラフで可視化してみます。

SPYD 各年における9月配当金の推移

9月単月で見ると、昨年よりも増配していることが分かります。また過去最高額となっています。
しかし配当は1年間を通して見るものです。
従って、1年ごとの推移をグラフで見てみます。

SPYD 各年における配当金の推移

どうでしょうか、素直な右肩上がりとは言えませんね。
ガタガタとしながらも、なんとなく傾向としては増えているようにも見えますが・・・

ちなみに2024年配当を上回るには、12月に0.45USドル以上の配当が必要です。
近年の傾向で見ると、12月配当は3年連続で0.5USドル以上出ていますので、期待はできそうですね。
最も配当金が多かった2022年を超えるためには、12月配当で0.57USドル以上の配当が必要です。こちらはなかなかハードルが高いかと感じます。

比較のため、VYM配当金推移のグラフも載せておきます。

VYM 各年における配当金の推移

こう見比べるとVYMの安定性が際立っているのが分かりますね。
では、SPYDは全てVYMに劣っているのか?と言うと、そうではありません。
利回りに関しては、SPYDが優れています。

例えば、2025年09月20日時点では、価格は44.28ドルになります。
次の2パターンで利回りを計算します。

①・・・今回の配当金×4で、1年分の配当金と仮定する方法
②・・・直近4回分の配当金合計を、1年分の配当金と仮定する方法

①については、0.49 × 4 = 1.96USドル。
価格が44.28ドルですので、(1.96 / 44.28) * 100 = 4.43%です。

②については、2024年12月〜2025年09月の合計ですので、
0.55 + 0.42 + 0.50 + 0.49 = 1.96USドル。
つまり①と同じく、利回りは4.43%です。

過去平均に近い利回りであり、割高、割安感はありません。
調整局面でさらに価格が下がるようであればアプローチしてもいいかもしれません。


SPYDはなんと言っても、この利回りの高さが魅力です。私の保有資産に占める割合が高い銘柄です。
但し、投資銘柄が80銘柄と少ないこと、下落時の騰落率が他の高配当ETFよりも高いこと、分配金の安定性などから癖が強いETFだと感じています。
従って、SPYDは特に下落時に仕込むことが重要です。
VYM、SPYDと配当が発表されましたので、後は振り込みを待つばかりです。
9月配当はどうなるか・・・

ではまた次の投稿で。

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